東南アジア 1191px-Indonesia_Ethnic_Groups_Map_English.svg

Published on 4月 14th, 2014 | by 研究員No.7110

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インドネシア人訪日観光客の9割は華人という事実、東南アジア市場は「民族」に注目

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アプリそうけんでは、これまでも日々成長を続ける東南アジアにおける、特にソーシャルメディアやアプリなどの状況について注目をしてきましたが、さらに情報発信を強化するべく、「日本とアジアの消費者を、ソーシャルメディアで繋ぐ。」ということを事業目的に掲げ、東南アジアのソーシャルメディア活用支援、コンサルティングを展開されている、株式会社アジアクリック様のご協力のもと、アジアクリック様が展開されているブログサイト『東南アジアソーシャルメディア情報~SNS活用事例からASEANビジネスを学ぶ』に掲載されている注目記事を転載させて頂くことになりました。

アジアクリックの代表取締役である高橋学さんには、これまでにもアプリそうけんにて注目記事を書いて頂いております。

高橋さん、そしてアジアクリックのアジア各国の特派員の皆様、ありがとうございます!


記念すべき第1回は、3月27日に公開された記事、『インドネシア人訪日観光客の9割は華人という事実、東南アジア市場は「民族」に注目』


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■1000以上の民族がいる東南アジアは、嗜好も違う

東南アジアは、国によって、民族によって宗教も考え方も違う。つまり消費志向が少しずつ異なっています。

例えば、インドネシアは300もの民族がいて、イスラム教だけでなくヒンドゥー教や仏教、キリスト教など民族により宗教も異なり、生活様式・価値観も違っています。


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↑↑↑インドネシア国内の民族分布。300以上の民族がいる。↑↑↑



このような多種多様な東南アジア市場においては、国はもちろん、「民族のターゲティング」が必要となってきます。

下記が主要民族とビジネスで気をつけるべき点をまとめた表です。


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↑↑↑東南アジアは一枚岩でなく、国そして民族によって生活様式や価値観が違う↑↑↑




■インドネシア人訪日観光客の9割は華人という事実、民族に注目

観光インバウンドでインドネシアから誘客したいと言ってもそれはプリブミなのか、華人なのか? ちなみに現在訪日しているインドネシア人観光客の9割以上は華人です。彼らはイスラムではありません。


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↑↑↑インドネシア人訪日観光客の9割は華人↑↑↑


マレーシア人観光客はムスリムのマレー人と、仏教道教の華人が半分。インドネシア人ムスリムと、マレー人イスラム教徒は旅行中のハラル(イスラム合法)も異なります。

豚肉を食べてはいけないのは同じですが、お祈りやその他食べ物に対する判断は国によって、家庭によっても異なってきます。



■日本人だけによる判断、予想は禁物、現地でマーケティングを

私達日本人はほぼ単民族国家で、宗教にも毎日強い影響を受けているとは言えない環境です。ですからなかなか想像しにくいのですが、東南アジア人にとっては、宗教の戒律は日常であり、家族と社会であり、価値観で誇りです。宗教だけでなく、華人もその現地人の中で同郷の華人、血縁の親族と苦労して地位を築いてきましたから、福建人や潮州人といった民族と歴史には十分尊敬の念をもってB2CであろうとB2Bであろうとアプローチ、長くよいビジネス関係を築いていきたいものです。


(アジアクリック/高橋学)


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一言に“東南アジア”と言っても、エリアも広いうえに、民族や言葉、文化や習慣が異なる多くの国があります。
そういった東南アジアでいかにソーシャルメディアを活用していくか、については、高橋さんが最後に書かれている通り、現地の状況をしっかりと把握しながら進めていく必要があります。

日本は多くの民族や言語が飛び交う環境が無いので、なかなかそういったことを前提としたプロモーション施策を考え実行することが難しいのが現実ですから、それぞれの国や民族、文化を知っている所とタッグを組んでいくことを考える必要がありますね。


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アプリそうけんでは今後も定期的に、アジアクリック様ご協力の元、東南アジア・中国のソーシャルメディア、アプリといったことを中心とした現地からの情報をお伝えし、東南アジア・中国でのプロモーションを考える上でのヒントを得られるような場を作っていきますので、今後の展開にご期待ください!



◆株式会社アジアクリック:http://asiaclick.jp/

◆『東南アジアソーシャルメディア情報~SNS活用事例からASEANビジネスを学ぶ』:http://asiasns.blogspot.jp/

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About the Author

研究員No.7110

都内の広告会社、株式会社アドフロンテのデジタルソリューション推進部にて営業を担当。スマートフォンやアプリ、ソーシャルメディアといったデジタルコミュニケーションを最適化するためのお手伝いをしています。 スマートフォンやアプリは、たくさんの人たちがその人なりに楽しんでいるはず。一方でそれでもまだまだ分かりにく、もしくはどんどん分かりにくいことも増えてしまっていると思います。 スマートフォンやアプリの世界は、誰もが楽しめる開かれた場所、「公園」のようなものであるべきだと考えています。 たくさんの人が気軽に入れて、みんなが楽しめる公園を目指して、日々前進するスマートフォンやアプリの世界について考え、発信していきます。





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