特集 sassor

Published on 12月 13th, 2013 | by スマホ研究員11号

0

スタートアップ企業訪問 Vol.38 『SASSOR』 CCO co-Founder      宮内さん CEO co-Founder      石橋さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、「Beatrobo.Inc」の浅枝さんからのご紹介で
『SASSSOR』の宮内さんです。
広報をご担当されている石橋さんも同席しての取材となりました。
消費電力を“見える化”する仕組みという
とてもユニークな事業を展開しています。
さて、どんな話が伺えるでしょうか。

①『ELP for Business』について
宮内さん 石橋さん:

『ELP』とは、『Energy Literacy Platform』の頭文字をとった略称です。
これは、電気消費を管理するということで、「いつどこで、どんな電気機器が
どれ位の消費電力をしていたか?という点を可視化できるようにした
弊社のサービスです。
電気会社から「今月の消費電力」という伝票がおいてあっても
どの電気機器が、どれ位の電力を使っていかのか?という点においては
今まで調べようがありませんでした。
私たちは、デバイスとネットを結びつけ、手軽に消費した電力を
分かり易く、視覚化しました。各電気機器が時間ごとに
計測されますので、業務効率、コストダウンを図ることが可能です。

当初は、家庭向けにサービスを開始していたのですが、
むしろ、法人需要が大きいことが分かり、
現在は法人需要の開拓を中心に営業活動を行っています。
特に、先日スープストックさんに導入して頂き、大変評価して頂きましたので
飲食チェーンへの拡大を狙っています。

具体的なサービス内容は、先ず、分電盤はこちらの子機を取り付けます。
また、各回路ごとに端子を取付ます。

koki

こちらで、電力の消費状況を親機の方に飛ばします。
Wifiなどの環境が望ましいです。
親機からクラウド上にデータ渡り、PCなどのデバイスで
グラフなどのデータが見えるようになります。

website

大掛かりな工事も必要ありませんので、路面店はもちろんですが
テナント店舗でも手軽に導入して頂けます。

特にリアル店舗で営業されている方々にとって『電気代』というのは
固定費です。今までは可視化されていないために、
なんとなくエアコンの温度を調節したり、必要の無いときには
照明を消したりと、「何となく」のやってるコストダウンの方法でした。
この『ELP』を使って頂ければ、目に見えるコストダウンが図れます。
我々の考察では、10〜15%のコストダウンにつながっています。

②開発背景
宮内さん 石橋さん:

もともと大学院生時代、『モノ』と『ネット』を結びつけ
役立つコトが出来ないか?様々なトライをしていました。
特に身近なモノに目を向け、コンセントを見た時に、
「コンセントの電気容量って知らないよな~と思ったんです。」
とにかく、身近で役立つモノかコトを産み出しかったという
気持ちが強かったんです。

成果としては、エコとかに繋がりますが、
大手企業が扱う大型の機材やプラントではなくて、
手軽に中小規模の企業様に使って頂けることを目的にしました。

おかげ様で、法人需要を少しずつ開拓できることが出来ましたので
今後は、飲食業の法人に広めて行ければと考えています。

③Top画面拝見
石橋さん:

オススメは「スマートニュース」です。
本当に、一日の隙間時間にはよく見ています。
一番立ち上げているアプリですね。

miyauchiTop

宮内さん:
僕も「スマートニュース」はオススメです。
それと、「DayOne」もオススメです。
ソーシャル連携していませんが、ログ的な使い方ができます。

【取材後記】
『モノ』と『ネット』を結びつけて、新しいサービスを提供する。
この思想に基いて、生まれた「ELP」
本当に手軽にセットができ、お店にとってはコストダウンという
今まで手が付けられなかった部分を改善できる
素晴らしいサービスです。
行く行くは「家庭」に広がっていくといいですね。

 

Tags: , , , ,


About the Author

スマホ研究員11号

・株式会社アドフロンテ  コミュニケーションデザイン本部 ディレクター  ソーシャルメディアとリアルなプロモーションを融合させて 企業の課題解決をお手伝い。 【簡単な経歴】  ・広告会社  企業のセールスプロモーション関連の企画と実施及び進行管理。コミュニケーション領域の中 でもビロー・ザ・ラインを幅広く企画。 ・外資TV通販企業。  コンシューマーとのエンゲージメント企画やロイヤリティプログラムを推進。また、コンシューマ ー向けイベントをディレクションなどCRMを推進。  初の海外放送のツアーイベントを成功させる。 ・広告専門誌 出版社  新規事業開発担当。SP事業部の立ち上げ facebook: https://www.facebook.com/koichiro.negishi





Back to Top ↑