特集 takeuchi

Published on 7月 12th, 2013 | by スマホ研究員11号

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スタートアップ企業訪問 Vol.22 『株式会社コラボステージ』  代表取締役社長兼CEO  竹内さん

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今回は、紹介繋がりを外れて
『株式会社コラボステージ』の竹内さんです。
時代のニーズを捉えて、新しいテーマのアプリを
世の中に出していく竹内さんにお話を伺いました。

①起業のきっかけについて
竹内さん

2001年にはインターネットの人口普及率が46.3%だった
インターネットも今では80%を越えて、10代~40代では
95%の人がインターネットにアクセスできるようになっています。
デバイスもパソコンからケータイ、そしてここ数年は爆発的に
スマートフォン「スマホ」が普及しています。この「スマホ」が普及する
タイミングで、情報発信のツールも新しく変化して、従来の「Web」だけではなく、
「アプリ」という仕組みで情報発信ができるようになってきました。
しかし、「アプリ」は専門的な技術や開発に関する知識が必要で、
素人が簡単に情報発信のツールとして使える状況ではありませんでした。

僕自身もプログラマーではないので、この障壁を
崩せるモノがないか?
また、webサイトで情報を収集することから、
アプリで情報収集する習慣に変わりつつあるという点からも
先ず、中小企業やショップや専門店、飲食店そして、個人事業主などの方が
簡単にアプリが作れるツールやモノがあれば、多くの方に喜んでいただけるの
ではないかと考えました。

様々な方にお話を聞いていくうちに、アイディアや面白いコンテンツを
持っておられ、Web、ブログ、メールマガジン、そしてFacebookや
Twitterなどのソーシャルメディアなど百花繚乱のツールを使って情報発信されています。
しかし、「本当に届けたい相手にきちんと伝わっているのか」、
「多くの他のコンテンツに埋もれてしまっているのではないか」という悩みを持っておられることが分かってきました。我々は既にWebで情報発信している方々にそのコンテンツをまとめて「アプリ形式」に簡単に作れることで、この悩みを解決しようと決心しました。

当初は、Webはブラウザー(iPhoneで言うとsafari)で見るので、
「なぜ、アプリが必要なの?」というご質問やご指摘を受けることが多く、
「Webとアプリの違い」を明確に出すことができず苦労しました。

しかし、スマートフォン向けに最適化されたWebやブログ、FacebookやTwitterなどの
『サイトを見るための情報配信アプリ』という位置付けをはっきりさせて、
1回目は検索サイトから来てそのサイトを見たユーザーもがそのサイトを
気に入ってくれて次のそして何回も訪れたいと思う時には、そのサイト専用の
「情報配信アプリ」を自分のスマートフォンにインストールすることで、
2回目以降は、検索しなくても簡単にそのサイトにアクセスできますし、
さらにコンテンツも新しいニュースがRSS形式で配信されて見やすくなっていたり、
プッシュ型の通知を見てもらうことで、お得なタイムリーな情報をアクセスし易くなり、
従来のメルマガ→Webサイトという面倒な操作がなくなって、
情報発信する側も情報を受け取る側も便利になって、
コミュニケーションの密度があがります。
サイトへの誘導率が上がるというツールになるように意識し、
Webを運用している方々にとって重要にツールになるようにしました。

この“プッシュ通知”は、弊社の付加価値の部分です。
現在も、政治家、プロサッカーチーム、大学、ニュース配信サイトなど
様々なカテゴリーのお客様に使って頂いております。

いわゆる販促視点で、一見相反する「web」と「アプリ」ですが、
webサイト誘導をスムーズにする、メルマガに代わる『プッシュ型のメディア』として
好評を頂いております。

その他にも、アプリにすることで、常の手元のスマホに存在感を示し
アイコンで刷り込みを図ることが可能です。
浮気性なユーザーを繋ぎとめたい企業様に活用して頂けます。

②今後の展望
竹内さん:

まだまだ、自社のサイトをスマートフォン対応にできている企業や
ショップも少ないのですが、スマートフォン向けサイトがあるところは
是非「サイトを見るための、サイトに誘導するための」アプリを検討していただきたいですね。
多額の予算をかけず、サクッとアプリを作って、Webサイトのコンテンツに予算を使って、
リピート集客につなげていくのがこれからのWebマーケティングの王道になるのではないでしょうか。多額の予算が使えないマーケティング担当者、多額の予算がないクライアントさんを持つ
Webディレクターさんの強い味方になりたいですね。

③Top画面拝見
竹内:

おすすめのアプリは、「Google Chrome」です。
私の情報収集のやり方として、
常時20個以上のタブが開いたままです。
そのうちいくつかはGoogleの検索結果のページを開いた状態にして
いつでも見ることができるようにしたり、後でじっくり見るというやり方をしています。

写真 2013-07-08 17 40 43

「Chrome」にはタブの上限がないので、
上限が8個の「Safari」に比べ、「ほっとける」という点がお気に入りです。
他にEvernoteとの連携ができれば完璧ですね。
Googleには「Google Keep」という同様のオンラインメモサービスがあるので期待できないですけどね。

【取材後記】
素人でも「アプリが簡単に制作できる」という
アプリ業界の裾野を広げる可能性を秘めたコラボステージのサービス。
「プッシュ型のお知らせ」は、個人商店を始めとする中小規模の
企業でも効果的なプロモーション活動が出来る可能性を感じます。

アプリというよりは、新しい販促手法をして
今後、非常に注目すべきです。

中小企業の方の定番になる予感がします。

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About the Author

スマホ研究員11号

・株式会社アドフロンテ  コミュニケーションデザイン本部 ディレクター  ソーシャルメディアとリアルなプロモーションを融合させて 企業の課題解決をお手伝い。 【簡単な経歴】  ・広告会社  企業のセールスプロモーション関連の企画と実施及び進行管理。コミュニケーション領域の中 でもビロー・ザ・ラインを幅広く企画。 ・外資TV通販企業。  コンシューマーとのエンゲージメント企画やロイヤリティプログラムを推進。また、コンシューマ ー向けイベントをディレクションなどCRMを推進。  初の海外放送のツアーイベントを成功させる。 ・広告専門誌 出版社  新規事業開発担当。SP事業部の立ち上げ facebook: https://www.facebook.com/koichiro.negishi





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