特集 shimogaki

Published on 11月 25th, 2013 | by スマホ研究員11号

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スタートアップ企業訪問 Vol.34 『株式会社セプテーニ・ベンチャーズ』  下垣さん

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今回は3.11復興支援情報サイト助けあいジャパンさんのイベントでお会いした
『株式会社セプテーニ・ベンチャーズ』の下垣さんです。

セプテーニ・ベンチャーズは、ネットマーケティング事業を主力とするセプテーニグループの新期事業開発専門の会社です。下垣さんは、新しい社会貢献の仕組みを構築した社会貢献プラットフォーム『gooddo(グッドゥ/http://gooddo.jp/)』を運営しています。
社会貢献のハードルを下げることで、消費者が参加しやすく、企業が参画しやすくした『gooddo』の
仕組みについて伺いました。

“gooddoとは”

①『gooddo』について
下垣さん:

3年程前からソーシャルセクターの動きに興味があり、これから必要とされていくだろうと感じていました。それと同時に、社会課題の解決の為に、もっとカジュアルに“社会貢献”できる
仕組みを作りたいと考えていました。

『gooddo』が目指しているのは、多くの企業がコーズリレイテッドマーケティングを実施出来る“場”を提供し、NPO・NGO☓企業☓消費者がwin-win-winとなる関係を構築することです。
発想としては、企業のマーケティングコストを有効的にソーシャルセクターに流せる仕組みを作るということです。
例えば、企業はFacebookで『いいね!』を獲得するために、多くのマーケティングコストを
使っていますが、そのマーケティングの一貫として『gooddo』に広告を掲載し、そこから消費者が企業のFacebook ページに「いいね!」をすると、そのアクションに応じて発生する企業の広告費の一部が活動支援金としてソーシャルセクターに提供されます。これにより、消費者及び企業は、特別な活動を行わなくても社会貢献活動に参加できることになります。
そんな自然な流れで、簡単に無理をせずに社会貢献できる“場”にしていきたいと考えています。

なお、ソーシャルセクターには、助けあいジャパンさんのようにオウンドメディアとしても強力で、既に多くの支援者がいる団体も数多く参画しているので、企業にとっても有効的なマーケティングが出来ると思います。
また、ソーシャルメディアを使ってライトに社会貢献できる仕組みが“社会貢献活動に参加したいが、なかなか行動に移せない”という消費者層のニーズと合っていると感じています。

2013年4月にスタートを切り、現在サポーター企業は10社、参加団体は140団体になっています。国内のNPO・NGO団体は3万団体以上あるので、今後より多くの団体に参加して頂きたいと思っています。

『gooddo』を通じて、「社会貢献ってカッコいいよね!」と言われる社会に変えたいと思います。

②Top画面拝見
下垣さん:

色々とベーシックなモノを中心に使っています。
Facebook、LINE、kindleなど

【取材後記】
マーケティングコストをソーシャルセクターに流す。
企業の社会貢献に対する予算ではなく
マーケティングコストの有効活用施策として
立ち上がった『gooddo』
関心のあるモノやコトをソーシャルメディアで
追いかける人や、知る機会を得た人にアプローチできる
新しい手法と言えるかも知れません。
NPO団体の動きに連動したい企業など
CSRに収まらない、企業活動を支援するプラットフォームに
なるといいですね。

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About the Author

スマホ研究員11号

・株式会社アドフロンテ  コミュニケーションデザイン本部 ディレクター  ソーシャルメディアとリアルなプロモーションを融合させて 企業の課題解決をお手伝い。 【簡単な経歴】  ・広告会社  企業のセールスプロモーション関連の企画と実施及び進行管理。コミュニケーション領域の中 でもビロー・ザ・ラインを幅広く企画。 ・外資TV通販企業。  コンシューマーとのエンゲージメント企画やロイヤリティプログラムを推進。また、コンシューマ ー向けイベントをディレクションなどCRMを推進。  初の海外放送のツアーイベントを成功させる。 ・広告専門誌 出版社  新規事業開発担当。SP事業部の立ち上げ facebook: https://www.facebook.com/koichiro.negishi





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