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Published on 8月 23rd, 2013 | by スマホ研究員11号

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スタートアップ企業訪問 Vol.27 『株式会社g&h』  代表取締役 松山さん

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今回は紹介繋がりでLive Stylesの松田さんからのご紹介で
『株式会社g&h』の松山さんです。
アプリではありませんが、松田さんと同様にイベントやライブで
事業を展開されています。
さて、どんなお話が聞けるでしょうか。

①『getstage』について
松山さん:

『getstage』は、アーティストとアーティストを求める方とのコラボレーションを実現するマッチングサービスです。

http://www.getstage.com/

登録したいアーティストは、無料で登録が出来ます。
履歴書的な登録ページには、パーフォーマンスを動画で見せられたり
今まで出演したステージなどの実績や、音源も3曲までアップすることが出来ます。
また、宣材写真も5枚まで載せられます。
その他には、本人のブログやソーシャルメディアへのリンクですね。

マッチングの項目についてですが、大きく3種類に分けています。
(1)Stage
フェス、カフェやレントランなどの会場での出演や、メディア(ラジオ)での露出希望者
の他、webサイトへやラジオ局への音源提供など
ギャラ有り、無し、半々くらで、チケットノルマ等が発生し、アーティスト負担になるステージの掲載は一切出来ません。

(2)Contents
a:有名ミュージシャンとのコラボレーション
現在進行しているのは、ユニバーサルミュージックさんとMINMIさんのプロモーションを
仕掛けています。
MINMIさんの楽曲を歌部分とインストゥルメンタル部分に分解し、参加者にアレンジした
音源をアップして頂くコンテストです。
最優秀賞を獲得した音源は、次回のMINMIさんのシングルに収録されます。

その他にも、RIZEのJESSEに認められJESSEのバンドである、「JESSE and The BONEZ」のギタリストとして正式にメンバー加入したZUZUや
山手線の車内ビジョンをきっかけに、TV出演を果たし、大手芸能事務所オスカーに所属したHANDSIGNなど多くのアーティストが活躍の場を広げていっております。とても嬉しい出来事です。

b:一流企業との共同事業
SONYコンピュター
資生堂、オリンパスなど名だたる一流企業さんとタイアップする機会を
与えるコンテンツです。
アーティスト側からすれば、自身の履歴に「一流企業のタイアップをした」という
実績が書けますし、人的ネットワークも強化されます。

2011年7月にサービスを始めて、順調に伸びてきています。
僕自身音楽が大好きで、
DJをやっていまいしたので、クラブやライブハウスによく出入りしていました。
レコードだらけ部屋で青春時代を過ごしていたので、単なる「音楽オタク」です(笑)
友人もミュージシャンやダンサーなどの音楽関連の方が多くいます。
でも、その時に友達や仲間が音楽でも食って行くのが、どれほど大変か
見て来ました。何とか、その“きっかけ”を作ってあげたい。
機会を創出してやりたいという気持ちが高まり
ビジネスを始めました。
  

また、弊社のマネタイズですが、現在のところは、大手企業と音楽レーベルに
絞って営業をしています。プロモーションメディアとして使って頂くケースが多いです。

ティーンや20代前半をターゲットにし、『音楽』というコンテンツを使って
プロモーションをしたい企業は多くありますし、
広告が効かないと言われている中で、『getstage』は、参加者本人のソーシャルグラフを
活用した新たな拡散装置として、認知されて来ている感触があります。
今後は、これをエンジンに、ファンとアーティストを繋ぐ『プラットフォーム』の
役割になり、“コミュニティ・ビジネス”を開発したいと考えています。

『音楽』は国境を越えられるコンテンツですし、
とくにインストのバンドは、言語が関係ないので国内外問わずボーダレスに活躍出来ると思いますので、日々アーティスト共に世界に向けたプロモーション展開の実験を繰り返し繰り返し行っております。
日本のアーティストを海外に紹介したり、海外のアーティストを国内に紹介したり
ミュージシャンが創作活動や、音楽に掛ける時間を増やせるように
様々な事にチャレンジするつもりです。

②Top画面拝見
松山さん:

オススメのアプリは『jango』です。

matsuyamatop
アーティストを軸に自分のオリジナルラジオステーションをつくつる事が出来、
好きな曲を選択すると、リコメンドしてくれます。
聞いているうちに、自分好みのラジオステーションが出来あがります。

【取材後記】
松山さんご自身も音楽が大好きで、人の繋がりを築いてらっしゃった。
本当に音楽が好きだから、閉塞感がある音楽業界を何とかしたいと
思って立ち上がったのではないか。そんな印象の取材でした。

音楽が好きだけども、活躍の場を探している人は多くいますが
なかなか出会う機会はそうない。
『getstage』は、ミュージシャンにとって新しい世界を開く
鍵となるサービスかも知れません。
音楽業界に新しい“風”を吹き込む。そんなお話でした。

さて、次回は松山さんからのご紹介で、レターズの野間さんです。
お楽しみに。

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About the Author

スマホ研究員11号

・株式会社アドフロンテ  コミュニケーションデザイン本部 ディレクター  ソーシャルメディアとリアルなプロモーションを融合させて 企業の課題解決をお手伝い。 【簡単な経歴】  ・広告会社  企業のセールスプロモーション関連の企画と実施及び進行管理。コミュニケーション領域の中 でもビロー・ザ・ラインを幅広く企画。 ・外資TV通販企業。  コンシューマーとのエンゲージメント企画やロイヤリティプログラムを推進。また、コンシューマ ー向けイベントをディレクションなどCRMを推進。  初の海外放送のツアーイベントを成功させる。 ・広告専門誌 出版社  新規事業開発担当。SP事業部の立ち上げ facebook: https://www.facebook.com/koichiro.negishi





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