Published on 3月 14th, 2013 | by スマホ研究員11号
スタートアップ企業訪問 Vol.5 『HALO.Inc』Co-Founder&COO/オモロキ CSO:イセオサムさん
さて、今回は『Nagisa』の横山社長からのご紹介で
『HALO.Inc』Co-Founder&COO/オモロキ CSOのイセオサムさんです。
ベトナムの出張前にお邪魔しました。
そしてもう一名、PRコーディネーターの新元さんもご一緒に。
このコーナー初めての、お二人参加となります
本日はどんな話しが聞けるでしょうか?
①アプリ「bokete」の売りはなんでしょうか?
イセオサムさん:
『bokete』の説明の前に、弊社のことを少しお話させてください。
『halo』は、“面白いもの”をいっぱい作る!という考え方に
共感したプロデューサーやデザイナー、プログラマーの集まりです。
実は、これから向かうベトナムにも開発部隊を揃える準備しています。
基本的に社風は“ゆるい”感じで、“自由だな“と感じてる社員が
ほとんどです。
これは、飽きっぽい人間が集まっているので(笑)
常に新しいことに取り組んでいると言えるかもしれません。
新元さん:
私もまだ入社して一年もいませんが、こんな社風が気に入って
入ったんだなと感じています。
イセオサムさん:
もともとは、インターネットやモバイル関連の
仕事をしていましたが、今後の市場の広がりを考えて、
アプリ市場に重点を置いた会社になってきてます。
そこで、使う人のコミュニケーションを“豊か”にするアプリという
コンセプトで『bokete』が生まれました。
実は、HALOとオモロキとブレイブソフトの3社で進めたプロジェクトです。
特長を一言で言うと、面白写真でボケる、3秒で笑えるアプリ。
年齢や性別問わず楽しめるアプリです。
『bokete』は当初webサイトからスタートしたのですが、
Twitterやfacebook、NAVERまとめなどソーシャルメディアの普及に
伴い、webの『bokete』がブレイクし、そこからアプリ化に繋がりました。
今では100万以上ダウンロードを獲得しています。考察すると、
写真と一言ボケたコメントを友達や家族と共有することで
会話のきっかけになり、周りの人とのコミュニケーションの
潤滑剤的な役割を果たしているようです。
あるユーザーさんからは、家族はもちろん、異性の友達や会社の上司との
会話が増えたという声もありました。そんなコメントを聞くととても嬉しくなります。
②新アプリ紹介『カオコレ』
新元さん:
3月に強力なアプリとして『カオコレ』をリリースします。
顔文字コレクションの略で、大ヒットの期待を持っています。
『halo』としても『bokete』のように
大きくなってくれればいいなと、リリースが待ち遠しい感じです。
この『顔コレ』は、ソーシャルメディアと連動したコミュニケーション用
アプリで、ユニークな顔文字を、予めコレクションしてストックして
おくことができ、LINEやTwitter、メールなどに手軽に使える点が
気に入ってもらそうです。
また、キャンペーンによる『プレゼント機能』があり、ファミリーマートのギフト券を
プレゼントするなど、ユーザーメリットを考えた施策も付加されています。
これの開発にあたり、男性プロデューサーはセンター街を歩く女子高生に
インタビューするなど、恥ずかしい思いをしながら出来上がった
アプリなんです(笑)
イセオサムさん:
『bokete』の時もそうなんですが、弊社はけっこうプロモーションが得意です。
バズの起こし方や、Twitterやfacebookを活用した広め方は
ナレッジがあると言っても過言ではありません。
実は、『bokete』もプロモーション費は¥0です。
③社長のTop画面拝見
イセオサムさん:
Rettyも好きなアプリなんですけど。。
今日は、『Vine』をおススメします。『Vine』は6秒程度の動画を
簡単にシェアすることができるアプリです。
好きなのはインターフェイス。“押してるいる時だけ撮影する”という
シンプルな機能が分かりやすくて好きです。
今後、開発のヒントにもなります。
新元さん:
私がおススメするのは『SM診断』です。
ネーミングにドキッ!とする方もいますが、
簡単な性格心理テストになっていて、これが結構当たるんですよ。
相性診断はイマイチなんですけど(笑)
ちなみに私は「3歩下がるエス」で、イセオサムさんは「テラどエム」でした。
合コンはもちろん、初対面で会話のきっかけをつかむため
わざとTop画面に置いてます(笑)
④今後の展開について
イセオサムさん:
3年後にはハワイに住むことです。現代は、国やいる場所に関係なく
仕事ができるので、実現をするために頑張っています。
2007年12月に創業した『オモロキ』は、社員が全員とも副業で
やっている会社です。今後はこの『オモロキ』をひな形にした
働き方を実行するつもりです。
いや~今回の取材は、haloさんというユニークで楽しい企業だと
いう雰囲気が感じられた取材でした。
作り手側の雰囲気が、アプリにも現れているのかも知れません。
それとイセオサムさんの“副業が広がる”という考え方は、僕も大賛成です。
日本のビジネスマンも副業が、当たり前という時代が
目の前にやって来たのかも。
よし、副業先探すぞ!!
次回は株式会社まさかの孫社長です。お楽しみに。