Published on 3月 7th, 2013 | by スマホ研究員11号
スタートアップ企業訪問 Vol.4 『株式会社 Nagisa』 横山社長
4回目のスタートアップ企業訪問は、『Nagisa』の横山社長です。
Lineやカカオトーク、Commなどの競合がひしめく市場で
着実にユーザー数を増やす『Balloon」について取材しました。
横山社長宜しくお願いします。
①『Ballloon』について教えてください。
横山社長:『Balloon』は仲間や友達のコミュニケーションに用いるメッセージアプリです。
Lineが1億ユーザーを突破するなど、日常的に使える
アプリなので、しっかりとターゲットを絞り、他社との差別化が
重要点と捉えて開発しています。
一番の特長は、”スタンプに音声を吹き込める”という機能です。
これは、競合にない差別化できる点で、他にもスタンプのデザインは
好評を頂いております。
特に、スタンプの可愛らしさは、10代前半~20代後半までの
女性ユーザーを中心に人気です。現在は、トータル15万人ユーザーまで伸びて
きています。
Nagisaでは、ターゲットを絞り込み、ユーザーが実際にどのように使うかまで
落としこんで“そのユーザーに対して間違いなく流行る”というポイントに力を入れて
企画、開発を進めています。
重要なのは、一般層まで浸透しているメッセージングマーケットの領域で
他の競合には追随できない戦略で新しいサービスを打ち出せるか。
このポイントを、外さないようにしています。
この春からには“新機能”を武器に、ユーザー同士のコミュニケーションの
楽しみを提供するとともに、Balloonの特長を強く打ち出し、
特定のセグメントに対して絶対にウケる機能をリリースし、競合の追随体制を整えていくようです。
ん~“新機能”の情報。気になります。。。。
②Balloonのユーザー層は?
横山社長:10代前半から20代後半の女性が主体です。
Lineが認知を獲得し、『スタンプ機能』が市場に浸透したのは
とても大きなことですが、Balloonには、“音声をアドオン”できる機能があり、
特定の層には、このやり取りを楽しい、面白いといると感じて頂いています。
ちょうど、ガラケーからスマホに移行した人達に、ガラケー以上にコミュニケーションを
楽しめるアプリという位置付けで、ユーザーには支持されているのではないかと思っています。
今後は、若いユーザー層に的を絞り、Balloon関連のアプリをリリースしながら、
Balloonを基軸としたビジネスを展開していこうと、横山社長は
言っています。
どんなビジネスでも“ファン”が他の顧客を呼び、“新しいファン”となる
そんなイメージを描いているようです。
③社長のTop画面拝見
『Pocket』
Pocketは「あとで読むサービス」の一つ。気になる記事や画像、動画など、Webページをメールで送信すると、自動的にアプリに保存され、オフライン状況でも閲覧することができるというものです。
横山社長は、SmartNewsなどのニュース系情報サイトを一旦保存
まさに「あとで時間がある時」にゆっくりチェック。オフラインでも見れるという
点が気に入っているそうです。
『かっぱコレクション』
これ本当にシュールですね。キャラクターにインパクトがあります。
キモカワイイですし、なんと言ってもキャラクターが本当にオリジナリティ
豊かでいいです。
一世を風靡した「なめこ」に通じるモノがあります。
また、様々なかっぱが登場するので、コメントがイケてます。面白い。
横山社長は、隙間時間に和んでいるそうです。
今後は、Balloon及びBalloon関連アプリで、500万ユーザーというマイルストーンを目指して
事業を伸ばしていきたいと、力強い言葉で語ってくれました。
先ずは今年の春。色々と仕掛けを準備中のNagisaに注目です。
横山社長、オフレコの話しは、次回に取材させて頂きます!
さて、横山社長からご紹介頂きました。次回の社長は
HALO.Incの伊勢社長です。
これまたユニークなお話が聞けそうです。
お楽しみに!