アプリ
} else { ?>
0
Published on 10月 30th, 2013 | by hikari abe
終活とは人生全般を見直すこと――アプリ「私ノート」にみるエンディングノートの新しい捕え方
「エンディングノート」に代表される終活の在り方は「自分が死んだとき」を前提にどこかネガティブなイメージが付きまといます。
が、それを払拭させるようなアプリが「私ノート」です。
まず、このアプリ、開いてすぐに見えるのは、「相続・財産」「葬儀・お墓」「医療・介護」など、お馴染みのエンディングノートにありがちなアイコンが並んでいます。
試しに「相続・財産」を開くと「預貯金」に始まり、「自筆証書遺言」や「形見分け」など、実に至れり尽くせりな項目が用意されているのです。
それぞれの項目をタップすると詳細が入力できる画面にジャンプします。
紙ベースで作成することを考えたら、手間暇が激減することがお分かりになることでしょう。
が、このアプリ、それだけには留まりません。
たとえば、「日記」を利用すれば、その日に起こった出来事を絵日記風に写真入りで登録できるばかりか、Facebookにそのまま「投稿」することも可能です。
「アルバム」を使えば撮影した写真を分かりやすく整理していくこともできますし、筆者は大好きな抹茶クリームフラペチーノをこんな風に記録していたりもします。
「亡くなった後」という哀しいイベントに対してだけでなく、たとえば、「結婚」というイベントにだって、このアルバムは活用できるでしょう。
他にもさまざまな機能に長けている「私ノート」。
一見してネガティブな活動に受け取られがちな「終活」を「生きてきた証」を遺すものとして、爽やかに捕えているアプリなのかもしれません。