Published on 1月 21st, 2013 | by manabutakahashi
中国のインフラSNS「Weibo(微博)」アプリ日本語版
今日は中国のインフラSNS「Weibo(微博)」の紹介です。
Weiboはマイクロブログの総称で、複数ブランドのWeiboが中国にはあります。
日本でWeiboの代名詞となっているシナウェイボーはこの中のひとつです。
現在最もビジネスに適していると言われるシナウェイボーですが、各ブランドがユーザー獲得にしのぎを削っています。
以下より、ユーザー数の多い4大ウェイボーをご紹介しましょう。
▼新浪微博(Sina Weibo)は、中国で最もビジネスに利用されているWeiboで、 既に20万の企業団体が参加し、中国ビジネスの基本インフラとなっています。 (参考: 新浪微博とは)
このシナウェイボー(新浪微博)アプリは、言語設定から日本語を選び、日本語で利用することが可能です。
▼网易微博(ネットイーズ ウェイボー)は、4大ポータルの一つネットイーズが運営。
4億ユーザーの人気メールサービス163.comと連動し、163文字までウェイボーできます。
▼搜狐ウェイボー(Sohu weibo)は4大ポータルの一つソウフーが運営。
140字文字制限がなく、総合WEB企業で人気の文字入力法“搜狗拼音输入法”が使えるなど、機能が充実。
▼腾讯微薄(テンセントウェイボー)は1日6250万人が使う、シナウェイボーを超える最大のウェイボーです。
1999年より家族や友人との連絡用に使われてきたチャットツールとしての歴史と、4.25億ユーザーという最大規模のため、NHK、日経新聞、朝日新聞、時事通信社などメディア、初音ミクや光栄ゲーム三国志などのサブカル、JNTOや大阪府など旅行関連、いしだ壱成さんや酒井法子さんなど芸能人に活用されています。
テンセントウェイボーは大人数にニュースやサブカル商品を伝えたい、という目的に沿っています。
▼また、テンセントウェイボーの強みは7億人が使うチャットツール「QQ」、3億人が使うWeChat(中国語名 微信 weixin)とのシームレスな連携で、東南アジアに強いことです。
Facebookを除いて、最も東南アジアで使われているのがWeChatを核にしたこのテンセントSNS群なのです。
▼WeChatはLINEのように、携帯ベースのSNSで、QQ・テンセントウェイボーと統合されており、タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシアの人々と繋がれることから既に、企業利用が始まっています。
中国数億人と繋がり、彼らの口コミを知ることが出来るソーシャルメディア、ウェイボー。
中国と関わる人、企業には必須のツールです。
Apple App store, またはアンドロイドマーケットでそれぞれアプリ名で検索、ダウンロードが可能です。
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