Published on 6月 28th, 2014 | by 研究員No.7110
私が脱中国し、シンガポール起業設立・ASEAN6億人市場に進出した12の理由
お久しぶりの投稿となりました『東南アジアビジネス情報 from アジアクリック』
今回ご紹介する記事は、このコーナーでの記事をご提供いただいている株式会社アジアクリックの代表、高橋学さんの記事、『私が脱中国し、シンガポール起業設立・ASEAN6億人市場に進出した12の理由』です。
アジアクリックさんは、東京にあった本社をシンガポールに移すことで、より精力的にASEAN諸国を舞台に活躍をされていますが、この記事では「なぜシンガポールに移転したの?」ということについて改めて書かれています。
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私どもアジアクリックは東京に本社を持っていましたが、この4月からシンガポール・ラッフルズプレイスにアジア本社を移しました。
今日は本社移転12の理由を皆様にお伝えします。
脱中国でASEANへ!シンガポールへ進出しよう
昨今、脱中国が加速しています。
上海の日本人も1割以上減りました。
私も、中国で有限公司を起業し、撤退してきました。
なぜなら、日本企業が中国で成功するにはあまりに難しい体質が中国にあるからです。
(この部分については、前回記事もあわせてお読みください)
わざわざ難しい国でビジネスをやる必要があるのでしょうか?
皆様にはぜひ、ASEAN、具体的にはシンガポール進出をご検討いただきたいです。
シンガポールに移転した12の理由
私どもアジアクリックは東京に本社を持っていましたが、この4月からシンガポール・ラッフルズプレイスにアジア本社を移しました。
シンガポールに本社を移した理由は以下のとおりです。
日本より簡単に、シンガポール会社設立ができる。
1)シンガポール会社設立費用は20万円以下と安価
2)1シンガポールドルで100%外資企業が最短1日で出来る
3)シンガポール在住でなくても、ビザ無しでも会社設立が可能
マーケットが、アジア全体に広がる
4)東京は極東、シンガポールはアジアの中心で情報と人材が豊富
5)ASEAN10カ国を市場と出来る
6)シンガポールは約半数が外国人で、欧米〜アジア中から情報が集まる
グローバルな人材育成が可能
7)簡単な英語で生活が可能
8)欧米人からASEAN10カ国人までが遍在、日常的にグローバル化できる
9)グローバルな人材採用が用意
税制面が圧倒的に有利
10)3年まで所得税無料、4・5年目は8.5%、6年目以降は17%
11)労働ビザ取得で、個人の所得税の節税が数十%可能
12)日本本社との連動で、更なる節税が可能
迅速で簡単、シンガポール進出の魅力
ここではそれぞれ詳しく述べませんが、
市場として、金融センターとして、情報センターとしてのアジア本社、
またタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・カンボジア・ミャンマーなど市場を攻めるにあたって各地で会社設立するより
20万円以下で、
最短1日で、
最低日本人1人で、
資本金1シンガポールドルで、
日本にいながらシンガポール起業設立ができます。
私たちもシンガポール起業設立をサポートしています。
お気軽にご相談、視察にいらしてください。
(アジアクリック/高橋学)
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「ビジネスが難しい中国と、ビジネスがやり易いシンガポール」という分かり易い図式ですね。
古くから交通の要所として発展してきただけあって、シンガポールには様々な人が集まってくる魅力と仕組みを作り出すという文化が根付いているのを強く感じます。
日本に限らず、世界各国のビジネスマン、投資家などが集まり、そこに東南アジアの人たちの熱量も加わることで、さらに魅力的な場所に成長しています。
ASEAN地域とのビジネス、コミュニケーションを行うにあたっても、シンガポールにいることで感じるものは非常に役に立つと思いますし、やはり一度それを体験してみないといけないなぁ、と改めて思っています。
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アジアクリックさんには、代表の高橋さんを初めとして、ASEAN10カ国に約20名いらっしゃる現地特派員さんが、現地に根差した情報収集と発信を行っており、各国の特徴を捉えた効果的なプロモーションやコミュニケーションを行うお手伝いをされています。
アプリそうけんでは今後も定期的に、アジアクリック様ご協力の元、ASEAN10カ国のソーシャルメディア、アプリ事情やビジネス活用事例を中心とした、現地特派員の方からの情報をお伝えし、ASEAN10カ国でのプロモーションを考える上でのヒントを得られるような場を作っていきます!
◆株式会社アジアクリック:http://asiaclick.jp/
◆『東南アジア特派員ビジネスレポート』:http://asiasns.jp/
photo credit: williamcho via photopin cc