Published on 5月 6th, 2014 | by daichi
存在メリットのお話
町をプラプラしていて「ん?」と思う会話が耳に入ったので、
今日は前職時代の入社時に言われた『存在メリット』のお話を。
ようは、入社時は『いることがデメリット』
そして、はやく『いないことがデメリット』になりましょう!という以下の図1ですが、
【図1】
僕はこの過程で、以下のように色がついていくと思っています。
【図2】
では、
まず学生・新入社員の皆さんへ
はっきり言いますが、
皆さんはほとんどの場合、『存在デメリット』もしくは『非存在メリット』です。
つまり、『いることがデメリット』『いないことがメリット』
お金を生まない間、誰かの手を借りて仕事をしている間はここです。
でもこれは当然のことで、誰でもそうです。
GW中に昔の友達とかと会って、あ〜だこ〜だ話した際、もしかしたら隣の芝が青く見えたかもしれません。
もしかしたら、ちょっとしたことで「ブラックだ!」とか思ったかもしれません。
しかし、あなたが「ブラックだ!」だの、「〜〜さんの会社は良いね〜」とか言っているあなたの会社は、
「いることがデメリット」「いないことがメリット」のあなたを雇用しているのです。
もう少し、会社に対して感謝ではないけど『帰属意識』を持っても良いでしょう。
次に、人事(経営者)の方へ
はっきり言いますが、
あなたが今年の新人に対して思っていることは、他社の人事・経営者もほぼ思っています。
そして、あなたが社会に出たときは、おそらくあなた自身も『存在デメリット』『非存在メリット』だったでしょう。
おそらく、
この『存在デメリット』『非存在メリット』を雇用したくない(雇用できない)という会社さんは、中途中心の構成になっていると思うのですが、それもそれで良いでしょう。
しかし、『存在デメリット』『非存在メリット』を卒業した人財は、
おそらく、【図2】のようにどこかの色がついていると思います。
そして、それでも即戦力(『存在メリット』『非存在デメリット』)を求めるのであれば前述した、色がついているということに合わせて、もう一つ考えることがあります。
それは、人財の枯渇とかもそうですが、それよりも、
中途社員の場合、自社にとっての『非存在デメリット』にはなりづらいということ。
業務的にはなくてはならないになるでしょう。
しかし、経営的にはなくてはならないになるかどうかは別問題かと思います。
弊社があくまでも、『新卒人財の採用』を中心に考えるのはここが理由です。
IT業界というと、良くも悪くも業界自体は新しい。
これから永続企業。
いや、永続業界としていくためにも、
新卒人財を獲得できる業界にしていきたい。
(↑ 今年の頭にも同じようなことを書いていました。)
そしてうちも、
いないことがデメリットの、非存在デメリットの企業になりたいね。
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