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Published on 4月 15th, 2013 | by GAPSIS

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【Androidニュースのまとめ】 2013年4月6日 ~ 2013年4月12日

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コヴィア・ネットワークスからSIMフリーのスマートフォン「FleaPhone CP-D02」が発売になった。また、パナソニックはスマートフォンやタブレットの画面を映し出すことにも使える超小型のプロジェクター「LF-PJ525H」を発表した。通信サービスでは、NTTコミュニケーションズが月額980円のLTE対応サービス「OCN モバイル エントリー d LTE 980」を提供開始している。



新商品

(1) SIMフリースマートフォン「FleaPhone CP-D02」

コヴィア・ネットワークスは12日、SIMフリーのAndroidスマートフォン「FleaPhone CP-D02」を発売した。FleaPhoneは、SIMフリーのため、通信方式の合うSIMカード・通信サービスであれば、通信事業者を問わず利用することができる。海外においても現地のSIMカードを利用すればGSM/GPRSでの通信が可能だ。

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FleaPhone CP-D02

国内についてはNTTドコモ(以下、ドコモ)とソフトバンクモバイルの通信サービスが利用可能。ドコモについてはMVNOとしてサービスを提供している事業者も利用できる。具体的にはW-CDMAの800、2100MHzをサポートし、HSPAにも対応する。SIMフリー端末ということで法的に国内で利用できるかも気になるところだが、JATE/TELECを取得しており問題ない。

ハードウェアの主なスペックはローエンドからミドルエンド程度のクラスで、プロセッサは1GHzのデュアルコア、メモリは512MB RAM、4GB ROM、ディスプレイは約4.63インチ、解像度は854×480だ。OSはAndroid 4.0だが、Google Playには非対応。アプリはACCESPORTが運営する「Tapnow Market」を利用することになる。

ハードウェア、ソフトウェア面でやや魅力に欠ける部分もあるが、価格は19,800円と悪くない。格安のIP電話サービスと組み合わせれば運用コストも抑えられる。



(2) 小型プロジェクター LF-PJ525H

パナソニックは4月20日に小型プロジェクター「LF-PJ525H」を発売する。このLF-PJ525Hは名刺サイズより若干大きい程度の超小型プロジェクターで、HDMI入力により映像を出力することができる。出力映像は最大で60インチとなり、明るさは最大50ルーメンだ。通常、照明を消した部屋であれば20ルーメン程度でも実用レベルなので、十分快適に視聴できるはずだ。また、明るさは50、40、25ルーメンと3段階に調整することもできる。

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LF-PJ525H

電源供給がUSBバスパワーという点もモバイル性を考慮すると魅力の一つ。本体サイズは約102×60×22mmで、重さは約110g。外出先、旅先でスマートフォン、タブレットの写真や動画を手軽に大画面で楽しむ、もしくはビジネスにおいてスマートフォンで手軽に大画面でのプレゼン環境を構築できるアイテムとなる。

価格は4万円前後。パナソニックの通販サイトPanaSenseでは50名限定のモニター販売を実施中で、36,700円で販売されている。このモニター販売では23インチのモバイルスクリーンが特典としてプレゼントされる。

PanaSene/LF-PJ525H販売ページ


アプリ

(1) モバイル向けGoogle Playがリニューアルoctoba-115_googleplay-1

Google Playのモバイル版がリニューアルされた。Googleは米国時間9日、モバイル向けGoogle Playをリニューアルし、北米から順に提供開始している。日本のユーザー向けにも数週間程度の間に提供される見込み。新しいGoogle Playは、アプリや動画などのコンテンツを従来よりも探しやすくデザインされている。

例えば、カテゴリが画面上部に分かりやすく表示されるようになった。また、各コンテンツの表示もグラフィカルになり、以前よりもサムネイル画像のサイズが大きく、画像での視認性が上がっている。



通信サービス

(1) OCN モバイル エントリー d LTE 980

ドコモのネットワーク網を利用し、MVNOとしてモバイル通信サービスを提供する企業はいくつかあり、NTTコミュニケーションズもその一つだが、同社は低価格の魅力的な新サービス「OCN モバイル エントリー d LTE 980」を提供開始した。このサービスは、ドコモのLTE(Xi)と3G(FOMA)のネットワークを利用した通信プランで、わずか月額980円で提供される。

ただし、速度制限なく利用できるデータ量は1日あたり30MBまで。30MBを超えると、その日の24時まで速度が最大100kbpsに制限される。速度制限は翌日には解除され、また新たに30MBまでのカウントが始まる。

速度制限がない状態ではXiのエリア内では下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsでの通信が可能だ(※下り最大112.5Mbpsの利用には対応端末が必要)。

販売はSIMカードパッケージで行われ、契約は商品購入後、専用サイトで手続きするだけで済む。契約期間の縛りはないので、いつ止めても解約金は発生しない。SIMカードパッケージの価格は3,150円で、初月の基本使用料は無料だ。カードサイズは標準サイズとマイクロSIMの2種類が用意されている。

下のリンクはAmazon.co.jpにおける商品リンクで、左が標準SIM、右がマイクロSIMとなっている。

 


コンテンツ配信サービス

(1) KDDI、Lismo unlimitedをKKBOXにリニューアルへ

KDDI、沖縄セルラーはauスマートフォン向けの音楽配信サービス「LISMO unlimited powered by レコチョク」をリニューアルし、6月より「KKBOX」としてサービス提供する。KKBOXは台湾KKBOX Inc.が台湾、香港などのアジア圏で提供する音楽サービスで、同社は現在はKDDIの連結子会社となっている。今回、LISMO unlimitedはリニューアルされる形で終了し、新たにKKBOXの提供が始めることになった。

KKBOXにおいても月額980円での音楽聴き放題というサービスの根幹は変わりなく、その上で新たな機能などが楽しめるようになる。

なお、LISMO unlimitedのユーザーは料金支払いを「auかんたん決済」の通信料金合算請求で行っている場合はKKBOXに自動移行される。しかし、それ以外の場合は自動移行されないので、ユーザー自身で新規登録作業をする必要がある。



(2) LINEが電子コミックサービス「LINE マンガ」を提供開始

LINEのコンテンツ・プラットフォーム化がさらに進んでいる。無料通話・無料メールアプリLINEの連携サービスとして、新たに電子コミックサービス「LINE マンガ」が始まった。LINE マンガはAndriod/iOS端末で利用可能で、アプリをダウンロード/インストールして利用する。蔵書数は約3万冊で、多くの出版社が作品の提供に名を連ねる。

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基本的には一般的な電子書籍サービスと同様の機能が提供されるサービスが、LINE連携サービスならではの独自の特徴もある。例えば、LINEで利用できるスタンプ付きの作品が販売される。第一弾として「宇宙兄弟」「進撃の巨人」などは特典としてスタンプが用意されている。これらのスタンプはもちろんLINE上で利用することが可能だ。また、LINE上で友人に作品をオススメできる機能もある。



あとがき

今回の注目はOCN モバイル エントリー d LTE 980と小型プロジェクター LF-PJ525Hでしょうか。980円のLTEプランはかなりお得です。1日30MBという制限は厳しいですが、それでもこの価格の魅力は大きなものです。そして、LF-PJ525Hも気になる商品です。私はソニーのハンディカム「HDR-PJ760V」を使っていますが、この機種には小型プロジェクターが内蔵されています。このプロジェクターが実は若干劣るスペックですが、似ています。明るさが最大20ルーメン、出力解像度が640×360、画面サイズが最大100インチです。LF-PJ525Hは画面サイズこそ最大60インチですが、それ以外のスペックは解像度も含めて上です。PJ760Vのプロジェクター機能ですら十分使えるものですから、LF-PJ525Hは携帯性の魅力もあわせて非常に興味深い製品です。

映像作品を家の中で本格的に楽しむなら、やはり据え置きタイプが必須ですが、ちょっとした用途ならLF-PJ525Hで十分でしょう。しかも、ポケットに入れられるサイズです。発売したらぜひ試してみたい製品ですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!


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