Published on 2月 8th, 2013 | by スマホ研究員11号
スタートアップ起業訪問 vol.2 『ザワット株式会社』 原田社長
さて早くも第2回目を迎えました『スタートアップ企業訪問』です。
今回は『WishScope』のザワット株式会社の原田社長です。
原田さん宜しくお願いします。
①先ずは『WishScope』がどんなアプリ(サービス)なのか?教えてください。
原田社長:
『WishScope』は、誰もが持つ個人的な悩みやニーズを顕在化させ、困っている人と
助けてくれる人をマッチングするサービスです。
いわゆるスーパーなので見かける「街の掲示板」のイメージを
そのままネットを通じて実現できるようにしたサービスです。
参加者はfacebookのアカウントを持っていることが必須、実名で参加します。
よって透明性の高い情報が集まります。
説明を受けて、僕が注目したのは『☆応援』ボタンです。
これは、直接助けることは出来ないけど、陰ながら応援してます的な
意思表示を、ボタンで伝えることができる機能です。
応援ボタンを押すと、押した本人のfacebookウォールに反映され
自分のfacebook友達に自然に伝わっていきます。
そうすると『☆応援ボタン』を通じて、助けてくれる人が見つかる可能性が高くなっていきます。
巻込み型のコミュニケーションですね。
②なぜ『WishScope』で起業しようと思ったのか?
原田社長:
自称コミュニケーション下手。(僕にはそう見えませんでしたが。。。)
ある時、伝えたい事を紙に書いて発言したら思いの外、相手との関係性が良好なものに。
ニーズや欲求の可視化の重要性を感じたことと、
USで昔からあるサービス『クラシファイド広告』
このクラシファイド広告というのは、個人間取引を可能とするサービスで
求人をはじめとする様々なニーズが顕在化された情報。
スマホの環境、facebookの普及などのタイミングを見て
今ならサービスをスタートすべきだと感じて起業。
まさに満を持してのスタートとなったそうです。
③どんな人が参加していますか?
原田社長:
もう本当に広く、浅く様々な人が投稿してます。
現状の投稿数は1日に約100件。
登録者数は4万5000人。
10万人までのロードマップは見えています。
また、1ヶ月に約10万~15万人の方が見ています。
今後は、無理なプロモーションや広告などで参加者数を
増やすことはせず、しっかりとサービスの充実度を上げて
いく方針です。
今後は、個人間取引の時代がやってくる
『WishScope』は、個人間取引のHubとなるような存在を目指します。
現在のユーザーの中には、カメラマンでこの『WishScope』を使って
¥60万(月間)も稼いでいる人や、個人輸入を代行して儲けてる人など
ツールとして実利を得ている人もいるそうです。
今後のサービスは法人向けには、仲間作りのサポートアプリがスタート予定。
(ソーシャルカラオケのサービスも準備中。アニソンだけ歌いたい人の
集まりなどのコミュニティ構築サポート )
法人向けのサービスはアプリの他にも求人広告、シェアオフィスの募集など
色々とアイディアがあるそうです。
今後の展開に注目です。
④スマホのTop画面拝見
おすすめのアプリは、
・こづかいdeクエスト
原田さんが、開発したアプリ。受賞した思い出のアプリ。
お小遣いの予算を設定し、使った分の金額を入力して
残金を確認できるシンプルなアプリ
・AccuRadio
かなり細かくカテゴライズされた選曲が多いネットラジオ。
仕事中によく聞いているそうです。
・Ubio
高音質なイコライジングする機能が入ったアプリ。
手持ちのイヤホンでも最適化していい音になるそうです。
さすがに情報感度が高いですね。優れものアプリを
3つ紹介して頂きました。
早速使ってみたいと思います。
しかし、原田社長の話しを伺っていると本当に楽しく
仕事をしているんだな~と感じました(すごい苦労もされてるでしょうけど。。)
今後も躍進して行くWishScopeに注目です。
※次回は、原田社長にご紹介頂きました 株式会社Nagisaの横山社長です。