Published on 2月 18th, 2013 | by 加藤 康祐
アプリと「アウトドア・ギア」
割と機能的な道具というのは好きで、ハードな山登りとかは足首があまり良くないのでできないのですが、旅先で歩き回るのは好きなので、アウトドア・ギアは重宝します。防水性とか、透湿性とか、保温性とか、重量とか、最近のアウトドア・ギアというのはすごいですよね。
少し仮説検証ということについて考えていたのですが、結局、モノ作りって仮説検証だよなあと思ってWEBサイトを検索していたら、こんなページを見つけました。
モノづくりの理念[スノーピークのモノづくり]-スノーピーク オフィシャルサイト
スノーピークというアウトドア・ギアのメーカーのWEBサイトなんですが、「仮説検証」ということについて、最終製品が生活者に届くまでに、あらゆる段階で仮説検証を行っています、という説明が盛り込まれています。
例えば、山登りという時に、そこで利用されるアウトドア・ギアを考えると、それは道具で、達成目標(登頂とか)あって、環境変数があって(悪天候とか)、機能性とか快適さとかが要求されて(先ほど挙げた、防水性とか、透湿性とか、保温性とか、重量とか)、そういうものを含みつつも最大限そのギアのユーザの利便性や安全性、そしてそのチャレンジの楽しさを担保しなければいけない。
というのはアプリと似ていると思ったんですね。
昨年の11月にUX X TalkというGoogle Hangoutを使ったアプリ開発に取り組む高校生へのUX講座を友人二人に行っていただいたのですが(これについてはまた後で書くと思います)、その授業でも、UXデザインのための仮説検証プロセスの重要性の話が説明されていました。
評価・改善というスライドですね。
ホント、一度、アウトドア・ギアのメーカーの製品開発の人のお話とか、うかがってみたいものです。すごくアプリ開発の方法論と親和性の高そうな話が聞けそうな気がします。