Published on 3月 9th, 2015 | by nkuwashima
経費精算アプリ「Staple」を生み出した男・星川高志氏がスゴい(最終回)
第四回のインタビューはこちら
経費精算アプリ「Staple」を開発した
クラウドキャスト株式会社の星川代表取締役へのインタビューも今回が最終回。
最終回に合わせたかのように、本日(3/9)にAndroidアプリがリリースされました!
さらに注目の「Staple」。今回は今後の展開・連携についてお聞きしました。
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「Staple」の意外な展開先 TSUTAYAとの連携とは
フジタ:
「Staple」はシンプルなアプリなので今後の拡張性がものすごくあると感じました。
最後に、これからの展開で、まだあまりオープンにしていないこと(笑)を教えてください。
星川氏:
はい(笑)
一般コンシューマーとのビジネスで手を組んだのはCCCグループのIMJという投資グループ。
ここから出資をいただいています。弥生とはスモールビジネスを中心に市場を拡げ、
サラリーマンや一般コンシューマー向けはCCCの力を借りるという戦略です。
フジタ:
TSUTAYAとの連携ですか!また面白い展開になりそうですよね。
レシート撮影など、経費精算からははみ出るかもしれませんが、
家計簿アプリに似た展開も考えられます。
星川氏:
家計簿アプリは世の中にいっぱいありますよね。それだけではマネタイズが難しい。
僕たちも当然アプローチをしていて、パートナーであるCCCと一緒に、
その分野を取りに行こうとしていますけどね。
TSUTAYAのレシート専門で家計簿アプリが出来ると面白いですよね。
Tポイントとか魅力的ですよね。
フジタ:
コンシューマー系を獲得するならキャンペーンを個別に狙って営業を掛けるのも面白いですよね。
星川氏:
そこはマスを取りに行くキャンペーンが必要ですよね。
フジタ:
大塚製薬の男性化粧品『UL・OS』を購入してレシートを撮影するとポイントが貰えるという
キャンペーンがあって、その仕組みのコアとなるアプリがリリースされています。
そういったキャンペーン手法はいけるのではないでしょうか?
星川氏:
確かに、そうですね。ただし。。。広告に寄りすぎてしまうとあまり良くない、と思っています。
ユーザー視点からだと、そのようなアプローチはありかもしれないですね。
今後の「Staple」の展開を楽しみにしてください。
フジタ:
今日はお忙しいところありがとうございました。
星川氏:
こちらこそありがとうございました。
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星川 高志
クラウドキャスト株式会社代表取締役
1972年生まれ。DEC (現HP) およびMicrosoftにおいて、
新規事業の立ち上げ、米国本社直属の開発部門、
同社初となる法人向けモバイルアプリ検証部門をリード。
オフショア開発のマネジメントを経験後、
SQL Serverの開発部門を統括。
2009年 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科入学。
2011年 同大学院卒業 経営管理修士 (MBA)。
英国留学経験あり。
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