Published on 5月 3rd, 2013 | by 松村太郎
Instagramが新ロゴに刷新し「Photo of You」機能を追加へ
Instagramは、最も身近な写真共有サービスになりました。スクエアという写真の撮り方としては難しいサイズながら、いい感じになるエフェクトでごまかしながら、ひたすら正方形の写真を撮り続けていくと、Instagramユーザーみんながこの正方形の写真に慣れ、上手になっていくから道具というのは面白いモノです。
そのInstagramが2013年5月2日にロゴを刷新しました。
刷新といっても、今までの太字の筆記体のイメージは残していますが、できあいのフォントではなくきちんとデザインされたものに差し替えられ、ちゃんと一思いに書かれたような筆記体、とでも言うのでしょうか。
特により筆記体っぽくなった「s」は、「g」と「r」のつながりなんかは、本当に細かいのですが、前のロゴよりも一体感と勢いを感じますし、冒頭の控えめの「I」からは選連鎖すら感じるようになりました。
このロゴをデザインしたのは、デンバーのデザイナー、Mackey Saturdayさん。彼のウェブサイトのWORKのコーナーの最新作にInstagramのロゴのデザインプロセスの画像が掲載されています。また、dribbleの彼のページには、デザインプロセスが1枚の画像として掲載されています。
本人が投稿したコメントでは、オリジナルのタイポグラフィにノスタルジーを感じながら、洗練され長持ちするロゴになるよう意識したとのことです。
写真に人物のタグ付けができる「Photo of You」
基本的にあまり機能を増やさないのがInstagramの良いところでしたが、Photo Mapに続いて追加されたのがPhoto of Youという機能。これは、Instagramの写真にタグ付けをすることができ、自分がタグづけられた写真をプロフィールからチェックすることができるようになる機能です。
Facebookではおなじみの機能なので、あまり驚くべきことではないかも知れませんが、どちらかというと写真を「検索」することが不得意なInstagramとしては、誰が写っているかというフィルターがかけられるようになれば十分なんじゃないか、とも思います。
また、今までInstagramで移っている人や一緒にいる人を巻き込むときには、コメント欄に「@名前」を書き込まなければならず、スマートではなかった点がありました。Facebookに買収されたのに、どちらかというとTwitter流儀のメンションでしたし。これをFacebook流のタグ付けに変えたのも、整合性がとれたのではないか、と思いました。
アメリカは全く関係ない単なる5月始めの1週間ですが、日本のゴールデンウィークの楽しそうな写真がたくさん見られるのを楽しみにしています!