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Published on 5月 2nd, 2013 | by スマホ研究員11号

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スタートアップ企業訪問 Vol.12  『株式会社インタレストマーケティング』    坂井社長

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さて、今回は友達紹介の流れから脱線しまして、
仕事の関係でお邪魔しました、株式会社インタレストマーケティングの坂井社長です。
最近リリースされたアプリ『Kolor』について、じっくりとお話を伺いました。
では、坂井さん宜しくお願いします。

①アプリ「Kolor」について?
坂井社長:

先ず、アプリの説明に入る前に弊社のお話をさせて頂いた方が、よいかと存じますので
会社の説明をさせて頂きます。
もともと、コアメンバーは、「ブランドデータバンク」という会社で、
ユーザープロファイルを3万人ほど抱えるASPサービスをやっていました。
このサービスは、人が持つ多面性を顕在化させ、企業のマーケティング活動に
役立つ情報を提供しようと、試みたサービスです。
例えば、プリウスに乗っている人は、ミスチル好きが多くいて、ファッションは
ユナイテッドアローズで買い物しているなど。
人の持つ多面的な嗜好性を、統合したプロファイルを集めました。
属性に限らないグルーピングや、調査ターゲットを絞り込むのに、非常に役立ったと思います。

その後、事業をマクロミルに売却し、僕自身もマクロミルに入りました。
ここでは、新規事業ということで、「POPCORN」というレコメンデーションエンジンを
開発しました。
「POPCORN」は、インタレストグラフ(ユーザーの興味関心)という分野に、いち早くユニークな形で取り組んだサービスで、会員は30万人。ピーク時には月間1億PVを記録しました。

この技術とノウハウを『発信源』というカタチで、マネタイズできないか?
先ずはプロモーションに活用できそうだな。と感じていました。
そして、アプリとしてリリースしたのが『Kolor』です。

後から知ったコトなのですが、USで『KLOUT』という仕組みが、物凄い勢いで広がっていて
競合だなと。
ただよく調べると、『KLOUT』はスコアをベースにしているので、
点数に過敏な日本人には、合わないかもな~とも感じていました。

『Kolor』は、個人のFacebook上の影響力や興味関心内容に合わせて
企業からのミッションに参加、達成していただくサービスです。

背景には、弊社独自のFacebook上での興味関心(インタレスト)分析を行い
70カテゴリー642インタレストタグを開発しています。
国内TOP約5000以上のFacebookページを分類しました。よって細分化した
Facebookユーザーの興味関心を正確に把握することが出来ました。

また、投稿の深さや内容(質)とリーチ(拡散力)をスコア化し
ユーザーのパーソナルメディアバリューが、どれぐらいあるか?
独自の分析をもとに、影響力を算出してします。

『Kolor』の会員になって頂くと、スコアとインタレストに合わせてミッションが
配信され、ユーザーに実行してもらいます。

プロモーションを行いたい企業様には、ターゲットをセグメントした上で
目的に合わせたミッションを選んで頂くことができるので、
効率的なプロモーションが可能です。
例えば、Facebookへの投稿依頼やチェックイン、クーポンを発行してO2Oなど。
様々なプロモーションメニューを揃えています。

②今後の展開について
坂井社長:

今後は、良質な会員をどんどん増やして行きたいと考えています。
営業面では、多くの人が気になるブランド企業に参加して頂き
ソーシャル特性の高いユーザーを獲得したいです。
また、アライアンスの考え方としては、カード会社とコラボするなど
弊社の強みである『エンジニアリング』⇒『マーケティング』⇒『プロモーション』を
全て、串刺しで展開できるコトを生かし、攻めていくつもりです。

会社としての体制は、現在エンジニアとSIが合計15名、
受託開発も並行して行いながら、新規事業の
『Kolor』とともに、成長したいと思います。

③社長のTop画面
坂井社長:

今オススメのアプリは『Gunosy』です。
『Kolor』と一緒のレコメンドサービスという共通点からも
気になっています。
その他には、『誕生日事典』をオススメします。

実は占い好きなんです(笑)風水も好きで、オフィスも風水の考えで作っています。
起業家に流行っているんですよ(笑)

また、プレゼン日も占いを参考にして決めたり、採用の面接前にこの「誕生日辞典」の
結果を参考にしています。

これが、結構当たるから面白いです。
ぜひ、おすすめです!

topsakai

取材後記:
人が好きで、多面的に探ろうとする坂井社長。
お話のはじめは、独自のマーケティングサービスを考え、実現するなど
スマートでクールな印象でしたが、「占い好き」という
ヒューマンな部分も伺え、非常にユニークな方でした。
『Kolor』については、サービスインしたばかりなので、
今後、どの様に成長していくか、楽しみです。

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About the Author

スマホ研究員11号

・株式会社アドフロンテ  コミュニケーションデザイン本部 ディレクター  ソーシャルメディアとリアルなプロモーションを融合させて 企業の課題解決をお手伝い。 【簡単な経歴】  ・広告会社  企業のセールスプロモーション関連の企画と実施及び進行管理。コミュニケーション領域の中 でもビロー・ザ・ラインを幅広く企画。 ・外資TV通販企業。  コンシューマーとのエンゲージメント企画やロイヤリティプログラムを推進。また、コンシューマ ー向けイベントをディレクションなどCRMを推進。  初の海外放送のツアーイベントを成功させる。 ・広告専門誌 出版社  新規事業開発担当。SP事業部の立ち上げ facebook: https://www.facebook.com/koichiro.negishi





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