Published on 3月 16th, 2015 | by .AH
あなたの写真の位置情報は大丈夫? 【Photo Check】【TrashExif 】
「 2238枚に注意が必要です 」
この数字、どう思いますか?
これは、
わたしのカメラロールに入っている画像5501枚のうち、
位置情報が付いている画像の枚数です。
わたしは写真を撮る時、位置情報が付くように設定しているので、
この数字は決して多い数字ではないのですが、
それでも何となく…気持ちがピリッと引き締まります。
自分の写真がいろいろな形でネット上に公開できるようになり、
写真の楽しみ方もどんどん多様化している今。
「写真の位置情報から自宅がバレた…」
そんな怖い話も耳にするようになりました。
自分の写真の管理には便利な位置情報も、
一歩間違うととても危険な情報へと姿を変えます。
TwitterやFacebookなどのように、
載せる時に位置情報等を自動的に削除してくれるSNSやアプリなら安心ですが、
何気なく送ったメールやブログから…など、
いつどんなカタチで位置情報が流出するかわかりません。
今日は、
そんな写真の位置情報の確認&削除に便利なアプリを2つご紹介したいと思います!
まず最初にご紹介したいのは【Photo Check】というアプリです。
わたしがこのアプリを気に入っているポイントは、
カメラロールの中に危険な画像が何枚あるか一目瞭然で確認できるところです。
冒頭で出した数字が、それです。
▼アプリを立ち上げると、アプリについての説明が表示されます。
▼このように、カメラロールの一覧のようなカタチで、
位置情報が付いている画像には警告マークで知らせてくれます!
一目瞭然のわかりやすい表示方法が気に入っているポイントです★
位置情報を消したい画像があれば、その画像を選択します。
[地図を確認する]をタッチして、位置情報を確認します。
▼こんな感じで、位置情報を地図で確認できます。
※ただ、このアプリは2014年5月で更新がストップしていて、
地図が確認できなくなっているんです!!(アップデート求む!!)
地図を確認したら、[位置情報を除去する]ボタンをタッチします。
[位置情報を除去する]をタッチすると、確認画面が表示されます。
[はい]をタッチすると、位置情報が除去された画像が複製されます。
除去された画像を確認してみると、[位置情報は含まれていません]となりました。
これで、位置情報の除去完了です☆
続いてご紹介したいのは、
複数の画像情報の一括消去や、位置情報以外の情報の削除ができる【TrashExif 】というアプリです。
TrashExif – プリセットを使った写真メタデータ削除アプリ
▼まずは上記【Photo Check】で位置情報を削除した画像を確認してみます。
撮影場所が「不明」となっていることが確認できます。
▼複数の画像を選択してみます。
撮影場所の[2箇所の撮影場所]をタッチしてみると、
2つの位置情報を地図で表示してくれます。
写真を選択する画面の[詳細表示…]をタッチして、写真に含まれる情報の詳細を確認します。
[プリセット]でどの情報を削除するか残すかを細かく設定することができます。
▼[詳細表示…][プリセット]では、細かい情報を確認&設定できます。
▼全ての設定を終えたら、画像を選択した画面の1番下にある、
[Exifを削除]ボタンをタッチします。これで削除が完了します☆
早速確認してみると…[プリセット]で指定した情報が全て削除されています。
もちろん、位置情報もしっかり削除されています!
▼[設定画面]で設定することができる、[即消し]という機能を使えば、
起動と同時に最新画像の情報を削除することも可能です!
上記2つのアプリは、情報を確認&削除するためのアプリでしたが、
画像へ位置情報を追加したい人には、こちらがオススメです!
GeotagMyPic 地図上であなたの写真の位置情報が取得できる無料ツール
インターネット上には、様々な危険が潜んでいますが、
自分の位置情報やその他の情報を用途に応じて管理することで、
そんな危険を1つでも多く回避することができるかもしれません。
位置情報やその他の情報を削除したい画像がなくても、
自分のカメラロールに位置情報の付いている画像が何枚あるのか、
どんな情報が含まれているのかを確認してみるだけでも、
画像や情報に対する意識がちょっと変わるかもしれません。