Published on 10月 9th, 2013 | by 加藤 康祐
学習コンテンツのデジタル化の最短ルート?AnkiSnapの破壊力
すごいこと考えつく人いるな!と驚かされたのでご紹介します。誰しもやったことがあるであろう、マーカーでキーワードなぞって、シートかぶせて、学習するというあれ。それをスマホでできてしまうのがこのAnkiSnap。ハイライトした部分をマスクして見えなくする暗記用と、ハイライトで囲った部分をクリップするスクラップ用の2種類があるそうです。
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もしかすると、今の学生さんはこれに近いことを既にスマホを使ってやっていて、その商品化とかなのかも知れないですが、にしても、最小コストで学習コンテンツのデジタル化を実現してますよね。言わば学習コンテンツの自炊。しかも色々な分野のテキストをスマホで一元管理できるわけで、スマホならちょっと混雑した社内でも、紙のテキストと暗記用シートを持ってやるよりは格段にストレスもなさそうですし。
スマホと文房具の連携という意味では、Shot NoteでKING GYMとEvernoteが連携したりしていますが、今回のAnkiSnapはより用途が明確で、役割もはっきりしていて、利便性が高くて、アナログのツールとスマホの連携という意味で、これまで見た中では一番ストライクな提案、という気がしました。
これすぐ海外にも持って行けるんじゃないですかね。ペンの販売、という明確な落としどころがありますし、話題性も付加価値製品としての魅力も高くて、これまでの本業から脱線せずにデジタルの魅力を取り込む、面白いパッケージだと思います。あと、どの言語圏持って行っても、言語的な意味でのローカライズは必要でしょうが、「道具」として機能し得る便利さの可搬性も確保している。
朝からとっても感心しました。