Published on 1月 23rd, 2013 | by 加藤 康祐
アプリと「パーソナル・アセット」
初めまして。今回アプリそうけんさんでコラムを執筆させていただくことになりました、株式会社ETの加藤 康祐です。2005年からフリーランスをやっていまして、昨年、法人化しましたが、相変わらず働き方はフリーランスです。アプリそうけんさんでは、アプリを軸に折々の自分のトピックスを絡めながら、「働く」「暮らす」両方の視点で、皆さんと一緒に、ちょっと先のことを考えていければなと思います。
あまりフリック入力が早い方ではないので、紙と鉛筆には見劣りしてしまうのですが、Evernoteは便利ですね。Evernoteアプリ単体でも使えますし、Macには専用のクライアントアプリが用意されていますし、Evernoteの本家の機能を補完するアプリ、僕が利用しているものであれば、PostEver(タイムスタンプ付きでEvernoteに都度投稿できる)やJotNot Scanner(撮影した画像を画角補正してEvernoteに投稿できる)などが便利です。
Evernote
PostEver
JotNot Scanner
そして何と言ってもEvernoteの良いところは検索してすぐに引き出せるところ!会議のメモから、取材の原稿、いただいた名刺やアイデアスケッチまで、必要な時にスマホでいつでも参照できるというのは本当に便利ですよね。情報が自分の資産になる。Evernoteの利便性は語り尽くされて来た感もありますが、こうして溜まった「パーソナル・アセット」は、行く先々で、色々な可能性を導き出す材料になります(貯めるだけじゃだめですよ、使わないと)。
考えてみれば、僕達は様々なパーソナル・アセットをスマホに溜め込んでいます。写真なんかは顕著な例で、勿論、ソーシャルメディアでシェアする、というのもありますけど、ご飯食べてる時の話題のネタに、こないだ行った旅先の写真をちょっと見せてみる、みたいなことってありますよね。僕は料理が趣味なのですが、料理の話もどういうものを作っているか、口頭で説明するのはなかなか難儀ですが、写真を見せると話が早い。話するだけだと、なかなか「美味しそう」って話になりませんけど、写真見せると、「美味しそう」になりますよね。
アセットと言えば、やっぱりお金がありますよね。僕はiPhoneユーザなので、それ自体が決済には対応していないのですが、「お金の情報」は溜まっている。例えば、Zaimという家計簿アプリがありますし、カード会社のアプリも月次でどういう風にカードを利用しているか、常時スマホで確認できるってのは、「次のお金を使うための情報」としても把握しておきたい情報です。
アプリではないのですが、株式会社ETにはET withwithという業務管理用のWEBアプリがあります。「誰と」「いつ」「どこで」「何を」「どういう風に」したのか。マーケティング用語の「5W1H」を記録して、いつでも引き出せるようにしています。例えば、このクライアントには先月どういう対応をしているか、あの人と最初に会ったのはいつだったか、あのレストランには去年何回行ったのか、検索や抽出条件の設定によって、色々な情報を引き出すことができます(とは言え難しいものを作っているわけではなく、運用でカバーしている部分が大きいのですが)。ET withwith、WEBアプリなのですが、スマホに最適化したビューを用意していて、こういった情報を、いつでもどこでも引き出せるようにしています。
こう考えていくと、アプリには「パーソナル・アセット」を「貯める」アクションと「使う」アクションがあって、これはだから資産運用と同じですよね、まさしく。溜め込んだ情報の出口は、決してソーシャルメディア、だけではない。そうやって、アプリというツールを考えると、まだまだ、貯めておくと、使う価値が出るものは色々ありそうな気がします。