Published on 7月 30th, 2015 | by 杉山 拓也(すぎやま たくや)
【ASOTips】iOS検索キーワードの最小化テクニック
スターガレージの杉山です。
今回のASOTipsでは、スタガレASOニュースレターから、iOS検索キーワードの最小化テクニックをお届けします。
iOSの場合、キーワードはカンマ込み100文字。
ところが、Appleの検索エンジンは、漢字・ひらがな・カタカナは別のキーワードとして認識されるほか、単語の区切り方によって検索にヒットしなくなることも。
結果、重複したようなワードをいれざるを得なくなり、あっという間に100文字消費・・・なんて記憶はないでしょうか。
限られた文字数、出来る限り効率的にキーワードの設定をしておきたいところです。
iOSの検索キーワード最適化テクニックについて
ここからはiOSの検索キーワードのちょっとしたテクニックをご紹介
今回はクイズ形式でお送りします。
問題
AppStoreにて以下のキーワードで検索ヒットするようにしたい。
検索キーワードは【最低】何文字必要か?(カンマ含む)
キーワード:
・筋肉
・筋肉マン
・筋肉質
・スーパー筋肉
PS:筋肉推しではありません。
答えは3択です
A:18文字
B:14文字
C:12文字
正解はこちら
↓
↓
↓
設定例は以下のとおりです
A:筋肉,筋肉マン,筋肉質,スーパー筋肉
→ 目的のワードで全部検索可能
B:筋肉,マン,筋肉質,スーパー
→ 目的のワードで全部検索可能
C:筋肉,マン,質,スーパー
→ 筋肉質では検索できません!
なので、正解はB
解説)
なぜそんなことが起こるのか?
AppStoreにおいて
・1文字のワードは他のワードと隣接できない。
*ごく一部例外もございます。
なぜそんなルールがあるのか?
検索キーワードに「あ~ん」まで一文字ずつ入れれば
平仮名の全ての単語が検索対象になってしまうから。
以上、検索キーワードの効率化に関するノウハウの一つでした。
皆様のアプリの一助になれば幸いです。
このように、キーワードを分解してカンマ区切りで登録することで、文字数を最小限に留めることが可能です。
一方で“筋肉質”のように、単語を区切れない場合もあることに注意。
これらは、iTunesConnectで設定してみてリリースして、その後AppannieやSearchmanなどで検索順位を測定、きちんと単語としてヒットしているかを観測することで経験を積み重ねていかなければいけない部分です。
あるいは、ASOのプロに相談してみるのも一つの手です。
最後はちょっと宣伝っぽくなってしまいましたが、何かわからないことがあれば、スターガレージに質問してみてください。
杉山でおこたえ出来る事はおこたえします。
あとは、よかったらASOニュースレターも購読してみてください。
では。