Published on 3月 25th, 2015 | by hkiguchi
個人開発アプリ「ビブリア」はなぜ多くのユーザーに愛されているのか?
皆さんは、本を読んだ時に記録を残していますか?
「ビブリア」は、本を読んだ際のメモや感想を記録することができる読書管理アプリです。
私は本を読み終わった後、すぐに内容を忘れてしまいます。
読書を少しでも意味のあるものにしようと思い、
アプリを探してみたところ「ビブリア」に出会いました。
アプリのホーム画面に本の表紙画像が表示されるので、
今までに読んできた本を一目で確認することができ、読書記録をつけるのが楽しくなります。
機能からデザインからすべてがハイクオリティなのですが、
驚きなのは、本アプリは、個人の開発者の方が制作されたアプリということです。
Appストアでのユーザーの評価も高く、
また2015年3月現在、「新生活を始めよう」というApp Storeの特集ページでもピックアップされています。
アプリのダウンロードはコチラから
※iPhone版のみになります。
なぜ多くのユーザーに愛されているのか?
その秘密の一端が、設定画面の中に見られました。
アプリに込められた開発者の想いを知ること
設定画面の「ビブリアとは」というページ内に「なぜつくったのか?」という項目があります。
こういった制作の背景がアプリ内に盛り込まれているのは、個人開発のアプリならではだと思いました。
開発者がどういった経緯でアプリを開発しようと思ったのかを垣間みることができます。
「ビブリア」は、小学校、中学校の図書館での本の貸し出しを記録する「読書カード」が
発想の元になっているとのことです。
ほんの些細なことですが、こういったアプリ開発の背景を知ることで、
アプリへの愛着はより増すのではないかと思います。
生きたユーザーレビュー/ユーザーと開発者の良い関係
「レビューについて」というページが用意されています。
こういったページがあることだけでも珍しいのではないかと思います。
このページでは、レビューを書くことについてどういった意味があるのか、
開発者の考えや想いが綴られています。
さらに、レビューへの返信ページが用意されており、一人一人のユーザーに向けてコメントが書かれています。
開発者とユーザー双方向のコミュニケーションが図れることで、
ユーザーは、ただアプリを評価するだけでなく、
良い点、直してほしい点をしっかりとユーザーレビューに書いてくれるのではないでしょうか。
ユーザーの評価が、あらたにアプリをダウンロードしようとしている人に良い影響を与え、
それに加えて、生きた意見としてアプリの改善に活かされているのだと思いました。
実際ユーザーレビューで複数の人から要望があり、バーコードの読み取り機能を実装されたとのことです。
まとめ
開発者のアプリへのこだわりや愛着が、そのままアプリへと反映され、
ユーザーにも愛されるアプリとなっているのではないかと思います。
アプリを開発して終わりではなく、時間をかけて運用していくことが、
ユーザーに愛用されるアプリになるためには大切なのではないでしょうか。
アプリのダウンロードはコチラから
※iPhone版のみになります。